熱中症

子どもは熱中症に
なりやすい!?熱中症とは

熱中症について

熱中症について高温の環境下で大量に汗をかくと、体内の水分と塩分が失われ、体温調節機能がうまく働かなくなり、熱中症を引き起こします。
めまい、けいれん、倦怠感など様々な症状が現れます。
暑さに慣れていない5月頃から注意が必要で、特にお子さんは大人より暑さに弱いため、当院では、こまめな水分・塩分補給を呼びかけています。

子どもが熱中症に
なりやすい理由

自分の体調変化を訴えることができない

お子さんは、体調の変化をうまく伝えられないことがあります。
遊びに夢中になり、異変に気付かない場合もあるため、周囲の大人が注意深く見守る必要があります。
当院では、保護者の方々にも注意喚起を行っています。

照り返しの影響を受けやすい

お子さんは、体重に対する体表面積が広く、地面からの照り返しの影響も受けやすいため、大人以上に高温の影響を受けやすいです。
大人の顔の高さで32℃の場合、お子さんの顔の高さでは35℃程度になることもあります。

熱中症になりやすい
時期は?

梅雨明けや急激な気温上昇時など、7~8月は体が暑さに対応できず、熱中症のリスクが高まります。

睡眠中にも熱中症に
なることも!?

睡眠中にも熱中症になることも!?お子さんは睡眠中も汗をかくため、高温多湿の寝室では熱中症のリスクがあります。

熱中症は翌日に
なることも!?

高温多湿の環境により臓器が弱り、翌日になって高熱や意識障害などの症状が現れる場合があります。
その際は、速やかに受診してください。

子どもの熱中症の症状チェック

熱中症は、高温多湿や強い日差しなどにより、体内の水分・塩分のバランスが崩れ、体温調節機能が低下することで起こります。
運動や労働なども発症に関係し、汗をかきにくい方は特に注意が必要です。
小さなお子さんは体温調節機能が未熟なため、熱中症のリスクが高く、予防が重要です。
当院では、熱中症予防に関する情報提供にも力を入れています。

軽症~中等症の症状

  • 吐き気、嘔吐
  • めまい
  • 頭痛
  • 筋肉痛
  • こむら返り
  • 身体のだるさ
  • 立ちくらみ

重症度の症状

  • 高体温
  • 呼びかけに反応しない
  • まっすぐ歩けない
  • 手足の痺れ
  • 筋肉のけいれん、ひきつけ

熱中症の対策・予防法

熱中症にならないために、以下のことに気をつけましょう。

水分補給

水分補給屋外で遊ぶ前後は特に、こまめに水分補給をしましょう。

服装

暑さを軽減するため、風通しの良い服装を心がけましょう。

涼しい場所

涼しい場所屋外では日陰を選び、直射日光を避けましょう。
室内では、エアコンや扇風機を使用し、涼しい環境を保つことが大切です。
当院では、環境調整による熱中症予防を呼びかけています。

休憩する

暑い夏は、長時間屋外で遊ぶことを避け、こまめに休憩を取りましょう。

子どもが熱中症になったら?
治し方や応急処置の方法

熱中症の症状は軽度から重度まで様々です。
意識状態に異変があれば、重症の可能性も考慮し、すぐに救急車を呼びましょう。
救急搬送を待つ間も、体表を冷やし続けることが重要です。
意識があり、水分摂取が可能な場合は、涼しい場所へ移動させ、体表冷却と経口補水を行い、経過観察を続けましょう。
当院では、重症化を防ぐための適切な処置を指導しています。

応急処置について

  • 涼しい場所に寝かせる
  • 風を送る
  • 首や脇の下など、太い血管のある部分を氷で冷やす
  • 冷たい濡れタオルで身体を拭く

受診や救急車を呼ぶ目安

受診や救急車を呼ぶ目安
  • 元気がなく、ぐったりしている
  • 多量の汗が見られる
  • 吐き気や嘔吐
  • けいれん

このような場合は、熱中症の可能性があります。
涼しい場所で衣服を緩め、水分を少しずつ与えましょう。
だるさや吐き気の症状であれば、水分を飲ませ、様子を見ます。
飲めない場合は、当院を受診してください。
呼びかけへの反応がない、動きがおかしい、けいれんがある場合は重症ですので、すぐに救急車を呼びましょう。